本業は農家の引っ越し屋。

2016.12.13|引越し

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私は北海道に住んでいる55歳の男です。
私が30代の頃に趣味が引っ越しの手伝いという友人がいました。
彼は北海道の田舎町でお米を作っている青年なのですが、忙しい田植えの時期と稲刈りの時期を除けば、いつでも引っ越しを請け負ってくれるのです。

私は肥料を扱っている会社の営業で北海道内の農家を訪問することが多くて、彼とは仕事の関係で知り合いました。
お互い同年代ということもあって、お客さんという付き合いから友人へと変わっていきました。
そんな彼の趣味は筋トレで、農繁期以外はほぼ毎日トレーニングジムへ通っています。

ある時、私が転勤で異動になることになり彼に伝えたところ、「引っ越し業者が決まっていなければ、俺がやってあげるよ!」と言ってきたのです。
今までも友人や知人の引っ越しを10回以上して上げたそうで、自分のところにあるトラックで運んでくれるとのことでした。

「料金は1万円でいいよ。ガソリン代と梱包に使う段ボールやビニールシート等のお金だけ貰えれば十分だから」と言ってくれました。
私はいくら友人だからといっても、さすがにそれは申し訳ないと思い「お金はそれ相当の金額を払うよ」と言ったのですが、彼は「筋トレの1つと思っているし、やって上げるとみんな喜んでくれるから、それだけでいいんだよ」と言って、逆にやらせて欲しいとお願いされてしまいました。

そんなことから彼にお願いをしたところ、これはプロではないかと思うほどテキパキしていて、冷蔵庫も洗濯機もタンスもすべて彼一人で運んでしまったのです。
しかも傷が付かないように自前の毛布に包んで、その辺の引っ越し業者以上に丁寧に運んでくれました。

引っ越し終了後に彼の発した言葉は、「喜んでもらえて、小遣いももらえて筋トレが出来るんだから有り難いくらいだよ」です。

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